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FXと外貨預金の違いは?

FXと外貨預金、どっちがお得?

外貨預金とFXどっちを選ぶ?

今まさに、外貨預金に興味を持っていませんか?日本の金利は0.0001%。銀行にお金を預けて少しでもお金が増えてくれれば・・・。これは現実的ではなく、日本の銀行で毎年1万円の利息をもらおうとおもったら12億円預けておく必要があるのです。

私は銀行嫌い派なんですが(手数料が高く、ATM利用料とか意味不明な手数料を要求してくるから)銀行がやっている外貨預金もヤクザな商売です。

1通貨に手数料2円。為替レートは本来のレートより2円くらい預金者に不利。往復手数料、もろもろ不利です。

例えば1ドル買うと2円手数料、本来為替レートは100円なのに102円で買わせる。購入手数料が別でかかるという銀行が儲けるための預金です。

しかも、相場下落時はいくらでも下がりますが、上昇したときは上昇の20%までしか認めないとか・・・・・・・。『本当は外貨買ってないよね?』というレベル。

だからリスクはあっても私はFXが好き。マーケットはプロにも個人にも平等で、手数料なんてほとんどかかりません。1万ドル買っても20円が手数料。

FXについてはこちらのマンガ解説がわかりやすいです。

目次

1.外貨預金とFXの違いについて

外貨預金とFXは両方とも為替相場を利用する手法ですが、その違いを理解すればメリット、デメリットも理解することができます。

①儲けどころの違い

両方とも投資するタイミングは自由です。時期など決まったところはありません。外貨預金は利息と為替相場の2つでリターンを得る手法です。

外貨預金の利息は日本円の普通預金よりも10倍以上であることが一般的です。

為替相場によって元本を毀損するリスクがある分、リターンも高いということです。また銀行側にとっても収益が大きいので、高い金利を支払っても十分おつりがくるものになっています。

もう一つのリターンは為替になります。預け入れた時の為替相場よりも、引き出す際の為替相場が円安になっていれば元本を上回るお金を回収することができます。

ただし、円高になっていた場合には、元本を毀損させてしまうことになりますので、注意が必要です。

FXについては為替相場を利用したリターン狙いとなります。安く買って高く売る、高く売って安く買うの繰り返しでリターンを積み重ねていく形です。

外貨預金との違いは円安でも円高でも両方の局面でリターンを狙うことができることです。

為替相場は24時間365日動き続けており、いつでもどこでも投資可能であることは大きな魅力です。

②運用できる資金

外貨預金に投資する際の元本は自分の手持ちのお金になります。

外貨預金をいくらしたいかを決めて、その金額を外貨預金口座に入金すればおわりです。

一方FXでは、投資元本以上の取引が可能です。簡単に言えば、自分の元本を担保として自分のお金以上の資金を扱うことができます。

これはメリットでもありますが、かなりリスクが高いことでもあります。

例えば100万円を元本とした場合、それを担保として10倍の1,000万円の取引をすることができるとします。

100万円の1パーセントの利益が出たとすると、扱うお金が10倍なので10パーセントのリターンとなるわけです。

少ない元手で大きな利益を手に入れることができたわけです。もちろん逆も然りなので損失が10倍にまで拡大することも受け入れた上で取引しなければなりません。

③ロスカット基準

このロスカットの有無が外貨預金とFXの1番の違いではないかと思います。

このロスカット基準とは、ある一定の損失となった時、自動的に損失が確定されてしまい、担保としていた証拠金の不足している部分を補填しなければならない仕組みです。

外貨預金ではロスカット基準はありません。

よって円高が進み、現状では含み損を抱えている場合でも、いずれ円安局面がくることを待ち続けることができます。

円に変えなければ損失は実現しませんので気長に待つことができます。

一方FXにはロスカット基準が存在します。これはレバレッジをかけて、元金の何倍もの資金を扱っている時に適用されます。

レバレッジをかけず自己資金のみで取引する分には外貨預金と差はありません。

このロスカット基準はFX会社によって様々ですが、証拠金(自己資金)の60%程度が一般的な水準です。

ほんの一時的にロスカット基準を割り込んだとしても、日中すぐに回復すれば追加の証拠金を支払わなくても良いですが、 FX会社の日々の決算(ほとんど毎営業日の夕方18時等)で証拠金の水準を算定され、ロスカット基準に抵触した場合は翌営業日までに追加の証拠金を入金しなければなりません。

レバレッジをかけて自己資金の何倍もの資金を扱っている時をイメージしてください。

例えば円安局面になるとリターンが実現するような取引をした時、しばらくすると相場が急変し数分〜数時間で大きく円高に動いてしまった場合、めちゃくちゃ大きな含み損を抱えてしまうことになります。

今までであればまた相場が戻るまで待っていれば良かったのですが、あまりに円高が進みすぎたため、担保としていれていた自分の資金までも損失が食い込んだり、全損してしまうことがあります。

そうするとFX会社としては、担保がないので追加で担保を入れてくださいねということになるわけです。

使用する為替レートの違い

外貨預金とFXでは使用する為替レートに違いがあります。

普段TVなどで目にする為替レートと少し違います。私もTVで為替レートを確認してから、銀行で外貨預金をしようとした時、やけにレートが高いなぁ思った記憶があります。その要因としては手数料にあります。

外貨預金もFXも同じですが、為替の交換の時にレートに手数料を上乗せしています。

これは通貨によっても違っています。

具体的な例を挙げますと、ある日為替レートが1ドル=100円だったとします。

この時に外貨預金をする場合、預け入れは1ドル=101円で決済されるわけです。この実際のレートと決済のレートの差(1円)が手数料です。解約の時は逆に1ドル=99円で決済されるわけです。

ここで外貨預金とFXで使用するレートの違いは、この手数料の差です。

通常より外貨預金の方がFXよりも高いです。どうしてそうなるかというと、為替の交換頻度にあります。

外貨預金はあくまで預金なので、預け入れと解約をそこまで頻繁には行いませんが、FXは何度も為替の交換を行うことを想定しているので1回の手数料が安くなっています。

ドル円では外貨預金で20〜100銭程度、FXでは1〜3銭程度となっているケースが多いです。

最後に

これまで外貨預金とFXの違いを記載してきましたが、それぞれの特徴を踏まえて取り組む方法を決めていただければと思います。個人的には、頻繁に取引したい、短期間でリターンを稼ぎたい、ハイリターンを狙いたい場合はFXに取り組むのが良いと思います。

また、今が円高で将来的には円安になるとの予想がある、為替相場で一喜一憂したくない、長期目線の場合は外貨預金を採用されてはいかがでしょうか。

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